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『トップガン』続編、記録破りの大ヒット!『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』超え

全米ボックスオフィス考

批評家及び観客からの支持率も極めて高い『トップガン マーヴェリック』
批評家及び観客からの支持率も極めて高い『トップガン マーヴェリック』 - (C) 2022 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.

 先週末(5月27日~5月29日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、トム・クルーズ主演作『トップガン』の36年ぶりとなる続編『トップガン マーヴェリック』が興行収入1億2,670万7,459ドル(約165億円)で首位デビューを果たした。トム主演作のオープニング興収が1億ドル(約130億円)を超えるのは初めてのこと。これまでの最高値は2005年公開の『宇宙戦争』で、オープニング興収は6,487万8,725ドル(約84億円)だった。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル130円計算)

【画像】マーヴェリックの亡き相棒・グースの息子も登場

 戦没将兵追悼記念日(メモリアルデー)で祝日だった5月30日(月)を含めた4日間のオープニング興収は、1億6,051万4,980ドル(約209億円)。『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』が15年にわたって保持してきたメモリアルデーの4日間興収の記録(1億5,300万ドル・約199億円)を破る大ヒットとなっている。トムはこの快挙に「『トップガン マーヴェリック』を観てくださり、歴史的なオープニングにしてくださった皆さん、ありがとうございました」とファンへ感謝の思いをツイートしている。

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 鑑賞者の55%が40歳以上と、ノスタルジーを感じる前作のファンをしっかりと取り込めたことが勝因の一つ。年齢が高めの世代はコロナ禍で映画館から最も足が遠のいていた層でもあり、『トップガン マーヴェリック』は彼らを再び映画館へ向かわせるほど魅力的だったといえる。(編集部・市川遥)

5月27日~5月29日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『トップガン マーヴェリック』
2(1)『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス
3(初)『ザ・ボブズ・バーガーズ・ムービー(原題) / The Bob's Burgers Movie』
4(2)『ダウントン・アビー:ア・ニュー・エラ(原題) / Downton Abbey: A New Era』
5(3)『バッドガイズ
6(6)『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(原題) / Everything Everywhere All at Once』
7(4)『ソニック・ザ・ムービー/ソニック vs ナックルズ』
8(9)『ザ・ロストシティ
9(5)『メン(原題) / Men』
10(初)『F3:ファン・アンド・フラストレーション(英題) / F3: Fun and Frustration』

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