MCU新サーガ、数か月以内にロードマップの一部を発表へ
マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギが、マーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）の新たなサーガについて、数か月以内にロードマップの一部を発表することになると Total Film 誌に語った。
「フェーズ」と呼ばれる区切りを設けて展開するMCUは、フェーズ1からフェーズ3までの作品を“インフィニティ・サーガ”として括り、約11年にわたって壮大なストーリーを展開してきた。現在はフェーズ4に突入しており、ラインナップには映画だけでなく、ディズニープラスのドラマシリーズも含まれている。
7月8日には最新作『ソー：ラブ＆サンダー』の公開も控えるMCU。ファイギは「フェーズ4が終わりに近づくにつれて、人々は次のサーガがどこへ向かうのかわかり始めてくると思います」と新たなサーガについて言及すると、「少なくとも、次のサーガに関する手がかりはすでにいくつも存在している。ですが、数か月以内に（サーガの道筋が）より明確になると思っています。より大規模な作品が観たい観客は、ごくわずかですがロードマップの一部を目撃することになるでしょう」と今後の展開に関する情報公開を予告した。
マーベル・スタジオがプレゼンテーションを開く場所として考えられるのは、現地時間7月21日開幕のサンディエゴ・コミコン、もしくは9月開催の「D23 Expo」だろう。コミコンでは例年、大手スタジオが最大規模のパネル会場「ホールH」で新作情報を発表しており、マーベルも2019年に、フェーズ4のロードマップをホールHで公開していた。また、D23では現地時間9月10日にマーベル・スタジオのパネルが予定されており、企画中の映画＆ドラマに関する情報発表やフッテージ上映などが行われる。（編集部・倉本拓弥）
