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『ハリポタ』ダニエル・ラドクリフ、また激変!替え歌王の伝記映画で衝撃の姿に

第47回トロント国際映画祭

ダニエル・ラドクリフが衝撃の姿に! - 映画『ウィアード:ジ・アル・ヤンコヴィック・ストーリー(原題)』より
ダニエル・ラドクリフが衝撃の姿に! - 映画『ウィアード:ジ・アル・ヤンコヴィック・ストーリー(原題)』より

 『ハリー・ポッター』シリーズのダニエル・ラドクリフが主演を務めた映画『ウィアード:ジ・アル・ヤンコヴィック・ストーリー(原題) / Weird: The Al Yankovic Story』のワールドプレミアが第47回トロント国際映画祭で行われた。同作は、「今夜もイート・イット」や「ライク・ア・サージン」といったパロディー曲で知られる“替え歌王”アル・ヤンコヴィックの伝記映画。連日深夜0時から世界のマッドな映画を上映する「ミッドナイト・マッドネス部門」のオープニングを飾り、そのぶっ飛んだ面白さで映画祭を大いに盛り上げた。

【比較画像】ダニエル・ラドクリフとアル・ヤンコヴィック

 万能の死体役(『スイス・アーミー・マン』)や、両手を銃に改造されたオタク役(『ガンズ・アキンボ』)など挑戦的すぎる役柄選びで知られるダニエルがまたもややってくれた。ヤンコヴィック自身が製作と脚本を務めた本作は映画自体が『ボヘミアン・ラプソディ』や『ロケットマン』といった音楽伝記映画のパロディーであり、ダニエルはパーマヘアにアロハシャツ、アコーディオンを身につけ、ヤンコヴィックの破天荒なまでに派手に脚色された人生を嬉々として演じている。

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 ダニエルは出演の経緯について、「最初にアルからアプローチがあった時は『え、何?』という感じだったんだけど」と笑いつつ、「その後、脚本を読んで彼らがやろうとしていることを知って、『ああ、アルの伝記映画はこの形でしか不可能だ』と思った」と振り返る。戸惑いはすぐに消え去り、「早く契約してもらって、アコーディオンを学び始めなきゃ、と思ったよ」とノリノリで取り組んだという。

 メガホンを取ったのは、2010年にヤンコヴィックの伝記映画のフェイク予告編(主演はドラマ「ブレイキング・バッド」のアーロン・ポール)を作ったエリック・アペルだ。長編化の経緯について、アペル監督は「2019年2月にアルから突然メールで提案されたんだ。彼はあの“予告編”を自身のコンサートで10年近く流していて、ファンに『いつこの映画を観られるの?』と聞かれていたからね。『ボヘミアン・ラプソディ』が公開され、『ロケットマン』もまもなく公開というタイミングで、アルは今こそその時だと思ったんだ」と明かした。

 マドンナ役には「ウエストワールド」のエヴァン・レイチェル・ウッドがふんしてダニエルとの絡みを見せるほか、セレブのカメオ出演も楽しい本作。Q&Aでは本作がわずか18日で撮影されたことも明かされた。米ロク・チャンネルで11月4日リリース。(編集部・市川遥)

第47回トロント国際映画祭は現地時間18日まで開催

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