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福山雅治、62歳の湯川先生に意欲 「ガリレオ」新作、興収30億突破確実のスタート

福山雅治
福山雅治

 福山雅治が16日、都内で行われた映画『沈黙のパレード』(公開中)の初日舞台あいさつに登壇。劇場版のさらなる新作を求められた福山は、本作が前作から9年経過していることから、さらに9年後、62歳になったときの湯川役に意欲を見せた。この日は、柴咲コウ北村一輝西谷弘監督も来場した。

【画像】「ガリレオ」トリオ集結!イベントの様子

 ベストセラー作家・東野圭吾の人気シリーズを連続ドラマ化した「ガリレオ」シリーズの劇場版第3弾となる本作。行方不明になっていた女子学生が数年後に遺体となって発見された事件を追う警視庁捜査一課の刑事・内海薫(柴咲)と草薙俊平(北村)が、物理学者である湯川学(福山)の手を借りながら捜査に奔走する。

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 本日より364スクリーンで公開され、15時までの観客動員数と土日の座席予約数を考慮すると、興行収入30億円突破確実の大ヒットスタートを切った本作。福山は「(反響が)気になるので朝からTwitterを見ています」と明かすと、「北村さんは『賛否いろいろあると思います』とおっしゃっていましたけど、ほぼ“賛”ですよ。“賛”の嵐」とにっこり。また、「やったことが結果に結びついていくのは嬉しいこと。さらに嬉しいのは、お一人お一人の観た感想の『胸に迫るものがありました』とか『待ってました』とか、血の通った言葉たちによって、やってよかったと思えるので、引き続き皆さんの声を聞かせてもらいたいと思います」と呼び掛けた。

 イベントでは原作者・東野からメッセージも届けられた。そこには、福山と湯川が同化していること、登壇者4人への感謝、「ガリレオはこれでゴールインなのでしょうか?」という問いなどが綴られており、福山は「僕らが先生に聞きたい」と吐露。一方で、小説の「ガリレオ」シリーズには『透明な螺旋』があることをあげ、「僕だけで決めてよければゴリゴリ進めますけれども、みなさんの足並みがそろって初めて(決まること)ですからね」と話し、会場から盛大な拍手が沸き起こると、「みんなの中で何かが起こってますよ。拍手にも感情と言葉とがありますから」と第4弾に意欲を見せた。

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 そして、観客の気持ちを汲み取ったMCから「(前作から)9年は長かったので、9年と言わずやっていただきたい」とリクエストされると、福山は「そうですね」と受け入れながらも、「9年後は僕も62歳になっているので」と躊躇。しかし、柴咲から「それはそれで見たい」と求められ、「いいですか? じゃあ9年後だとするなら、我々ちゃんと生きてましょうね」とノリノリで呼びかけつつ、「でも、もうちょっと早い方がいいか」と笑っていた。(錦怜那)

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