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ジェームズ・マカヴォイ、マーベル&X-MENをリスペクト チャールズ役交代の場合も「ファンとして見守る」

東京コミコン初参加となったジェームズ・マカヴォイ
東京コミコン初参加となったジェームズ・マカヴォイ

 映画『X-MEN』シリーズで若き日のプロフェッサーX/チャールズ・エグゼビアを演じたジェームズ・マカヴォイが26日、千葉・幕張メッセで開催中の「東京コミコン2022」セレブ・ステージに登場し、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)でのチャールズ再演の可能性について言及した。(以下、過去のMCU作品のネタバレを一部含みます)

【画像】どこを切り取ってもカッコいい…来日中のジェームズ・マカヴォイ

 海外コミコンへの参加は極めて珍しいマカヴォイは、「日本は素晴らしい場所で、来日する度に新しい経験ができる。ファンの皆さんも礼儀正しくて優しい。コミコンというものを良く知らなかったので、コミコンに参加するならまず日本からだと思った」とイベント参加の理由を明かす。

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 マカヴォイは、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)から『X-MEN:ダーク・フェニックス』(2019)まで若き日のチャールズ役を務めた。演じた中で最も印象的なチャールズは、新旧キャストが勢揃いした『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014)だと振り返る。「ヒーローとしてだけでなく、PTSDや薬物中毒に苦しむなど、人間味あるチャールズを演じることができた。彼はミュータントの未来のために、自己犠牲を働き、重大な決断を下した。また、ウルヴァリンに『失せろ』と吐き捨てることもできたしね」

 米ディズニーのフォックス買収によって、20世紀スタジオで映画化されていたX-MENは、マーベル・スタジオが展開するMCUに合流可能となった。先日公開された『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』ではパトリック・スチュワートがチャールズを再演し、MCU映画となる『デッドプール』第3弾(2024年11月8日全米公開)にはヒュー・ジャックマンふんするウルヴァリンが登場するなど、ミュータントのMCU本格参戦が期待される。

 MCUでのチャールズ再演に問われたマカヴォイは、「ギャラ次第かな…」とジェスチャー付きでジョークを挟みながらも、「(マーベルは)10年にわたって素晴らしい作品を生み出した。最高の友人と最高の関係を築くこともできた。役者としての自分は、過去に戻るのではなく未来に進むタイプ。10年とは違う、また別の役にも挑戦したい。でも、素晴らしい脚本が存在し、彼らが復帰を望んでいるのならば、いつでも考える」と発言。「もしマーベルが違う道を選択しても、一人の『X-MEN』ファン、チャールズファンとして決断をリスペクトする。他の誰かがチャールズ役を引き継いでも、ファンとして見守るよ。マーベルは賢いし、明確なプランがあるはず。『X-MEN』やミュータントに関してどんな決断が下されようとも、ファンとして信じるさ」とマーベルに対する尊敬の言葉を述べていた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)

「東京コミコン2022」は11月27日まで幕張メッセで開催中

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