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アニメ「アバター 伝説の少年アン」ジェームズ・キャメロンの影響でタイトルを追加していた

シャマランが実写化もしたアニメ「アバター」
シャマランが実写化もしたアニメ「アバター」 - Nickelodeon Network / Photofest / ゲッティ イメージズ

 アメリカで人気を博したテレビアニメ「アバター 伝説の少年アン」のクリエイターが、続編の公開が迫るジェームズ・キャメロン監督の大ヒット映画『アバター』(2009)の影響で、当時、タイトルを追加することになっていたとTwitterで振り返った。

【画像】タイトルにアバターが付かなかった実写版『エアベンダー』

 ニコロデオンとニックトゥーンが制作した「アバター 伝説の少年アン」(AVATAR: THE LAST AIRBENDER)は、秩序が崩壊した世界に調和をもたらす、水・土・火・気の技を使いこなす存在・アバターの後継人である少年アンの旅を描くアニメシリーズ。2010年にはM・ナイト・シャマラン監督によって、『エアベンダー』として実写映画化されている。

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 アニメは映画公開より4年も前の2005年から放送されたが、シリーズのエピソード監督も務めたアニメーターのジャンカルロ・ボルペは、Twitterで当時を述懐。「2004年、僕らはジェームズ・キャメロンがすでに『アバター』という映画の権利をもっていたため、番組名を『アバター』から(原題の)『アバター:ザ・ラスト・エアベンダー』に変更しなければならなかったんだ」と明かした。

 そのうえで、キャメロンの映画の続編タイトルが『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』であることに触れたボルペは、自分が監督したテレビシリーズのエピソードタイトルを引き合いに「もし3作目のタイトルが『火の技の師範たち』(The Firebending Masters)だったら暴動を起こすね」とジョークを飛ばしている。

 またボルペは、なぜアニメが、日本でも使われている「アバター 伝説の少年アン」というタイトルになっている国があるのかというユーザーからの疑問に「いつも不思議なんだけど、なぜ国によって微妙に違うタイトルをつけるんだろう。マーケティングチームが、違う名前の方がもっとウケがいいと思うんだろうね」などと返答している。(西村重人)

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