『アバター』後どうしてた？シガーニー・ウィーヴァーの現在
『アバター』（2009）で惑星パンドラの生態系を研究する植物学者グレースを演じたシガーニー・ウィーヴァーは、その後どうしていたのか？ 現在までの活躍を紹介する。
現在73歳。『アバター』出演前から、『エイリアン』（1979）シリーズ、『ゴーストバスターズ』（1984）などで人気スターとしての地位を確立済み。1988年に『愛は霧のかなたに』でアカデミー主演女優賞、『ワーキング・ガール』で助演女優賞にダブルノミネートされるなど、人気実力ともにトップ女優として知られていた。『アバター』のジェイムズ・キャメロン監督とは『エイリアン2』（1986）に主演して以来の付き合いだ。
『アバター』以後も大きな変化はなく、『エクソダス：神と王』（2014）などシリアス映画に出演しつつ、『ゴーストバスターズ』（1984）シリーズの女性版『ゴーストバスターズ』(2016)にも出演、『宇宙人ポール』（2010）、『チャッピー』（2015）などのSFファン好みの映画でも活躍。マーベルのテレビシリーズ「Marvel ザ・ディフェンダーズ」（2017）では悪役を演じた。
私生活では、1984年に舞台演出家ジム・シンプソンと結婚して、現在もおしどり夫婦として有名だ。1990年に産まれた娘シャーロット・シンプソンは、女優、撮影スタッフとして活動中。
続編となる『アバター：ウェイ・オブ・ウォーター』（12月16日公開）では、養子で物語の鍵を握るナヴィの少女・キリを演じており、前作で演じたグレース博士との関係性が気になるところだ。（文・平沢薫）
