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『ワイスピ10』監督、ヴィン・ディーゼルとの感動的な出会い 最高の笑顔で「ファミリーへようこそ」

『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』予告 » 動画の詳細

 映画『ワイルド・スピード』シリーズ第10弾『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』の予告編(日本語字幕入り)が公開された。全世界公開にあわせて、現地時間9日に米・ロサンゼルスで行われた予告編披露イベントに出席したルイ・ルテリエ監督がリモートインタビューに応じ、ファミリーをまとめる主演のヴィン・ディーゼルとの初対面エピソードを語った。

【動画】『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』予告編

 シリーズ最終章の始まりとなる本作では、主人公ドミニク(ヴィン)らファミリーの前に凶悪な敵・ダンテ(ジェイソン・モモア)が出現。ダンテは、シリーズ第5弾『ワイルド・スピード MEGA MAX』(2011)で倒された麻薬王エルナン・レイエスの息子で、父を殺したファミリーへの復讐を果たすため、12年かけて復讐計画を練っていた。予告編では、ダンテの陰謀によって窮地に陥るファミリーの姿や、ドムとダンテが作品の原点であるストリートレースに挑む様子が映し出される。

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 他にも、ブリー・ラーソンふん新キャラクター・テスをはじめ、ハン(サン・カン)と因縁があるデッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)、ドムの弟ジェイコブ(ジョン・シナ)、第8弾『ワイルド・スピード ICE BREAK』から参戦した悪役サイファー(シャーリーズ・セロン)も登場。新旧キャラクターの活躍に期待が高まる。

素敵な笑顔!ヴィン・ディーゼルとルイ・ルテリエ監督 - (c) Universal Studios. All Rights Reserved.

 本作の監督は当初、前作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』のジャスティン・リンが続投していたが、クランクイン直後に電撃降板。後任のルテリエ監督は、リン監督と同じCM会社に属していたりと親交が深く、自身のエッセンスを加えながら、リン監督が残したビジョンを確立させるために試行錯誤したという。

 「まず、最初に取り組んだのは脚本です。(リン監督の脚本は)すばらしい内容でした。脚本は見取り図のようなもので、方向性など全てが固まっているわけではありません。本作に参加した時に、ジャスティンのアイデアに私の感性も取り入れたいと思いました」

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 自身も『ワイスピ』ファンだというルテリエ監督。主演のヴィンとのタッグは「一生忘れない経験」になったといい、中でも彼との初対面は特別な瞬間だった。「いちファンとして、ヴィンを生で見た時は『うわっ、ヴィン・ディーゼルがいる!』と興奮しました。肌質も筋肉もカンペキなんですよ(笑)。私が彼の近くに向かうと、彼はすぐに振り向き、最高の笑顔で私に抱きついて『ファミリーへようこそ』と歓迎してくれました。その時、私の心臓の鼓動は早くなっていました。ソウルメイトと出会ったような瞬間で、一生忘れません」

 「その後、ヴィンとは毎晩3~4時間ずっと仕事をしていました。きのう(インタビュー前日)も深夜まで一緒にいましたよ。他のキャストも一緒に頑張ってくれて、全員が同じ量の情熱と溢れる愛情を注いでくれました」と振り返ったルテリエ監督。「ヴィンをはじめ、キャストとの出会いは大きな助けになりました。この作品は、みんなの力を借りなければ完成できません。『ワイルド・スピード』シリーズの魅力は、カメラが回っていないところにもあります。映画館で映し出されるファミリーの絆が、撮影以外でも感じられました」とファミリーの結束力に自信をのぞかせた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)

映画『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』は5月19日全国公開

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