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人生ドラマとしても食文化のうんちくとしても楽しい

2021年10月10日 猿渡 由紀 ドーナツキング ★★★★★ ★★★★★

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ドーナツキング

最近までダンキン・ドーナツが存在せず、店の人はほとんどアジア系で、箱は必ずピンク。そんな南カリフォルニアのドーナツ文化の背後には、このカンボジア難民男性がいた。一生懸命働き、何もないところから大金持ちになった彼は、アメリカンドリームの象徴。難民問題にあらためて焦点が当たる今、苦境を乗り越えてきたこういった人たちもアメリカの大きな一部なのだと思い出させてくれた。後半は思いのほかダークになっていくが、最後は未来への希望を感じさせ、再び明るい気持ちに。カラフルなドーナツの映像の数々やアニメーション使ったビジュアル、ヒップホップのサウンドも楽しい。

猿渡 由紀

猿渡 由紀

略歴:東京の出版社にて、月刊女性誌の映画担当編集者を務めた後、渡米。L.A.をベースに、ハリウッドスターのインタビュー、撮影現場レポート、ハリウッド業界コラムなどを、日本の雑誌、新聞、ウェブサイトに寄稿する映画ジャーナリスト。映画と同じくらい、ヨガと猫を愛する。

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