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共感できるテーマを持つ青春ファンタジー

2021年10月12日 猿渡 由紀 ビルド・ア・ガール ★★★★★ ★★★★★

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ビルド・ア・ガール

ひとひねりきかせた成長物語。高校生が華やかで過激な音楽業界に入っていくところは、やや「あの頃ペニー・レインと」も思わせる。田舎の貧乏暮らしや学校がつまらなくてもっと広い世界に行きたいという気持ちや、本当の自分ではない自分を演じてしまうというのは、多くの人が共感できる設定。主人公ジョアンナは、それを極端な形で実現させてしまう。半伝記的ストーリーということだが、ファンタジーの要素がかなり強く、それを自然に受け入れられるかどうかは観る人次第。変わっていくジョアンナに思い入れできるか微妙になることもあるものの、エネルギッシュでコミカルなビーニー・フェルドスタインが引っ張っている。

猿渡 由紀

猿渡 由紀

略歴:東京の出版社にて、月刊女性誌の映画担当編集者を務めた後、渡米。L.A.をベースに、ハリウッドスターのインタビュー、撮影現場レポート、ハリウッド業界コラムなどを、日本の雑誌、新聞、ウェブサイトに寄稿する映画ジャーナリスト。映画と同じくらい、ヨガと猫を愛する。

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