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作り手のセリーヌ・ディオン愛がハンパない

2021年12月12日 くれい響 ヴォイス・オブ・ラブ ★★★★★ ★★★★★

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ヴォイス・オブ・ラブ

セリーヌ・ディオンならぬアリーヌ・デューの半生を描いたフィクションであるが、本人同様14人兄姉の末っ子として生を受け、天才歌姫として世界に羽ばたき、自分の才能を見出したプロデューサーと歳の差婚など、ほぼセリーヌの人生をなぞった展開。小気味よい編集とともに、じつはセリーヌが気に入ってない『マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン』などのヒット曲や時代を彩った名曲が一人の女性の生き様を彩る。口パクとはいえ、監督・脚本も務めたヴァレリー・ルメルシエのなりきりパフォーマンスもさすがだ。ただ、日本映画なら、じっくり描くであろう感情的なドラマをバッサリ切るあたりは賛否あるかもしれない。

くれい響

くれい響

略歴:1971年、東京都出身。大学在学中、クイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝。その後、バラエティ番組制作、「映画秘宝(洋泉社)」編集部員を経て、フリーとなる。現在は映画評論家として、映画誌・情報誌・ウェブ、劇場プログラムなどに寄稿。また、香港の地元紙「香港ポスト」では20年以上に渡り、カルチャー・コラムを連載するほか、ライターとしても多岐に渡って活動中。

近況:『レイジング・ファイア』『少年の君』『唐人街探偵 東京MISSION』『星空のむこうの国』『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』『藍に響け』『裏アカ』『新感染半島 ファイナル・ステージ』『ハッピー・オールド・イヤー』『新解釈・三國志』などの劇場パンフにコラム・インタビューを寄稿。そのほか、キネマ旬報ムック「細田守とスタジオ地図の10年」にて細田守監督×ポン・ジュノ監督、「TV LIFE web」にてモモコグミカンパニーさん、SKE48さん、中川翔子さん、真洋(mahiro)さん、「GetNavi web」にて今泉力哉監督、佐久間宣行さん、岸明日香さん、堀田真由さん、「CREA WEB」にて毎熊克哉さんなどのインタビュー記事も掲載中。

サイト: http://blog.goo.ne.jp/asiareview/

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