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サンダンスで4部門受賞したのも納得の感動作

2021年12月30日 猿渡 由紀 コーダ あいのうた ★★★★★ ★★★★★

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コーダ あいのうた

4人家族で唯一耳が聞こえる主人公の女子高生は、普通と違う家庭環境に育ったことで、常に周囲から浮いてきた。そして今、家族を助けなければという義務感と自分の夢を追いかけたいという願いで板挟みになっている。そんな複雑な気持ちはあっても家族のことは愛していて、だから観る者は彼女を応援してしまうのだ。ほかの3人のキャラクターもしっかり考えられており、それぞれにストーリーがある。それが、この家族をさらに立体感あるリアルなものにする。ヘダー監督は、耳の聞こえない役者をキャストし、繊細な配慮をしつつ、生き生きと彼らの物語を語った。サンダンスで4部門受賞したのも納得の、温かい気持ちになれる感動作。

猿渡 由紀

猿渡 由紀

略歴:東京の出版社にて、月刊女性誌の映画担当編集者を務めた後、渡米。L.A.をベースに、ハリウッドスターのインタビュー、撮影現場レポート、ハリウッド業界コラムなどを、日本の雑誌、新聞、ウェブサイトに寄稿する映画ジャーナリスト。映画と同じくらい、ヨガと猫を愛する。

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