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朝鮮戦争版『戦場にかける橋』

2022年1月4日 くれい響 バトル・オブ・ザ・リバー 金剛川決戦 ★★★★★ ★★★★★

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バトル・オブ・ザ・リバー 金剛川決戦

朝鮮戦争末期、金剛川にかかる橋を守った中国人民志願兵を描く“中国版『戦場にかける橋』”。B-29空爆に至るまでの数時間を、女性の通信兵も活躍する歩兵部隊、カウボーイ気質のアメリカ軍パイロット、2台しかない高射砲を守る砲手などの視点から描く、『ダンケルク』さながらの構成は興味深いが、重複シーンも多く、そこが評価の分かれどころ。また、「The Sacrifice」が英題の朝鮮戦争勃発70周年記念のプロパガンダ映画だけに、兵士たちの自己犠牲の精神がメインに描かれるが、チャン・イーとウー・ジンによるユーモラスな掛け合いや容赦ない人体破壊もあり、『エア・ストライク』のような緩さを感じることはない。

くれい響

くれい響

略歴:1971年、東京都出身。大学在学中、クイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝。その後、バラエティ番組制作、「映画秘宝(洋泉社)」編集部員を経て、フリーとなる。現在は映画評論家として、映画誌・情報誌・ウェブ、劇場プログラムなどに寄稿。また、香港の地元紙「香港ポスト」では20年以上に渡り、カルチャー・コラムを連載するほか、ライターとしても多岐に渡って活動中。

近況:『フォーエバー・パージ』『義足のボクサー GENSAN PUNCH』『レイジング・ファイア』『少年の君』『唐人街探偵 東京MISSION』『星空のむこうの国』『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』『藍に響け』『裏アカ』『新感染半島 ファイナル・ステージ』『ハッピー・オールド・イヤー』『新解釈・三國志』などの劇場パンフにコラム・インタビューを寄稿。そのほか、キネマ旬報ムック「細田守とスタジオ地図の10年」にて細田守監督×ポン・ジュノ監督、「CREA WEB」にて木幡竜さん、「GetNavi web」にて玉山鉄二さんなどのインタビュー記事も掲載中。

サイト: http://blog.goo.ne.jp/asiareview/

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