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M・デイモンが体現する、その行ないは正しいのか!?

2022年1月14日 相馬 学 スティルウォーター ★★★★★ ★★★★★

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スティルウォーター

 アカデミー賞作品『スポットライト 世紀のスクープ』に続くT・マッカーシー監督作品が、このような作品になるとは思ってもいなかったが、見応えのある作品であることに違いはない。

 前作と同様に実話を基にしながらもフィクションに落とし込み、サスペンスという娯楽性を植え付けつつ、文学的に行間を読ませようとする。愛娘を助けようとして異国で暴れまくるアメリカ人の行動は正しいことなのか?

 その答を考えさせることこそ、本作の目指した地平。主演のM・デイモンは『最後の決闘裁判』もそうだったがが、共感と反発を同時に覚えさせる複雑なキャラクターに血肉を与えた。その役者としての円熟ともども、じっくり味わいたい。

相馬 学

相馬 学

略歴:アクションとスリラーが大好物のフリーライター。『DVD&ブルーレイでーた』『SCREEN』『Audition』『SPA!』等の雑誌や、ネット媒体、劇場パンフレット等でお仕事中。

近況:『アイス・ロード』『マリグナント 狂暴な悪夢』『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』他の劇場パンフレットに寄稿。『ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド』の劇場パンフレットでは友人の作家、桜井鈴茂と対談しました。

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