ゲキ×シネ「狐晴明九尾狩」 (2022)：映画短評

劇団新感線の舞台をもとにした映画シリーズ”ゲキシネ”最新作。舞台の方も見ていたのですが、映像作品として完全に別物に仕上がっていて、とても新鮮に楽しめました。ゲキシネシリーズはずっと追いかけていますが、映像作品としての進化は止まりませんね。
一方で、中村倫也演じる主人公がスーパー陰陽師の安倍晴明ということで、ある意味とても安心して物語を見ることができます。またコロナ禍後の初のフルスペック新感線ということもあってか、テーマ性よりエンタメ性を重視した復活祭的な作品でありここから新感線に入っていくのにもちょうどいい作品かと思います。