シネマトゥデイ

シネマトゥデイ

原点回帰というよりアマチュアごっこ。

  • フランシス・ハ
    ★★★★★

    女子ふたりがフザケあうモノクロの画面にジョルジュ・ドルリューの音楽。溢れる台詞を断ち切るように次のシーンへと移るリズム。トリュフォーやゴダール、ウディ・アレンへのトリビュートがそのまますぎて、いささか恥ずかしくなってくる。いや、数シーンだけなら映画史への目配せとして許せるが、全編そうなのだ。ノア・バームバックはウェス・アンダースン映画や『マダガスカル3』の脚本作含めて嫌いじゃない。しかしこれは何本も監督作のある作家がモノする映画ではないぞ、というのが正直なところ(好きな人が多いのも判るんだけど)。夢と親友(多分にレズ的)を諦めきれない女性を“痛く”描く、というのもいささか古いな。

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ミルクマン斉藤

ミルクマン斉藤

略歴: 映画評論家。1963年京都生まれ。デザイン集団「groovisions」の、唯一デザインしないメンバー。現在、大阪・天六のブックカフェ「ワイルドバンチ」で月イチ・トークライヴ「ミルクマン斉藤の日曜日には鼠を殺せ」を主宰。雑誌「テレビブロス」「ミーツ・リージョナル」「SAVVY」「キネマ旬報」等で映画コラムを連載中。ちょいと私事でレヴューをアップし損ねてましたが、どんどん書いていきます。

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