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2013年7月30日 中山 治美 最後のマイ・ウェイ ★★★★★ ★★★★★

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最後のマイ・ウェイ

 著名ミュージシャンの生涯といえば、売れる→調子こく→ドラッグで転落…がお決まりだ。だが「マイ・ウェイ」の生みの親で、“クロクロ“の愛称で知られた仏歌手クロード・フランソワのド根性人生にはシビれた。
 顔やチビなどのルックスの欠点を、整形と鍛え上げた肉体、そして派手なファッションでカバー。さらに“売る“ためなら米英の流行ソングを積極的に取り入れ、話題作りにステージで倒れるというヤラセも実行した。性格と女癖は難アリだが、その努力する姿は日本人好みだ。
 弱冠39歳で死去したが、濃密過ぎる生涯を149分に詰め込んだために早送りで観ているかのよう。観客は、置いてきぼりを食らわないようにご用心。

中山 治美

中山 治美

略歴:茨城県出身。スポーツ紙記者を経てフリーの映画ジャーナリストに。日本映画navi、全国商工新聞、スカイパーフェクトTV(ぴあ)、BANGER!、朝日新聞webサイトおしごとはくぶつかん情報館内で「おしごと映画」を執筆中。いつの間にやら映画祭を回るのがライフワークとなっている。お気に入りはオランダ・ロッテルダム国際映画祭とスペインのサンセバスチャン国際映画祭。

近況:本サイトで「映画で何ができるのか?」と「ぐるっと!世界の映画祭」を連載中。また、編集に携わった塚本晋也監督・著「『野火』全記録」(洋泉社)、DVDマガジン「石原裕次郎シアター」(朝日新聞社)が発売中デス。ライフワークの旅の記録をまとめたブログはこちら。https://tabisutekaisyu.amebaownd.com

サイト: https://www.oshihaku.jp/series/00007

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