シネマトゥデイ

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不良男子の色気たっぷり

  • ジャージー・ボーイズ
    ★★★★★

    フランキー・ヴァリ役のジョン・ロイド・ヤングほかフォー・シーズンズの演奏シーンは、「モノマネ」が「ガチ」に昇華する類いの歌唱芸の究極。アナログな音の響きも最高。そして余裕綽々の話芸。神格化が苦手な筆者も「これは神ワザだよ!」とうっとり。

    ニュージャージーの郊外で生まれた不良男子たちの出会いと別れ(とその後)。ヤクザも絡む大衆芸能史のぶっとい色気。イーストウッドが「職人」に徹した時の凄みが凝縮されている。

    「予備知識ナシでも全く問題なし、でもマニアならばもっと楽しめる」映画の好例でもある。『タモリ倶楽部』OPテーマのロイヤル・ティーンズ「ショート・ショーツ」にこんな形で触れるなんて……悶絶!

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森 直人

森 直人

略歴: 映画評論家、ライター。1971年和歌山生まれ。著書に『シネマ・ガレージ~廃墟のなかの子供たち~』(フィルムアート社)、編著に『21世紀/シネマX』『シネ・アーティスト伝説』『日本発 映画ゼロ世代』(フィルムアート社)『ゼロ年代+の映画』(河出書房新社)ほか。「週刊文春」「朝日新聞」「キネマ旬報」「TV Bros.」「メンズノンノ」「Numero TOKYO (Web)」「映画秘宝」などでも定期的に執筆中。※illustrated by トチハラユミ画伯。

近況: YouTube配信番組『活弁シネマ倶楽部』でMC担当中。8月30日より、田中征爾監督(『メランコリック』)の回を配信中。ほか、大崎章監督(『無限ファンデーション』)、安里麻里監督(『アンダー・ユア・ベッド』)、深田晃司監督(『よこがお』)、映画ジャーナリストの徐昊辰さん(2019年上半期映画興行について)、江口カン監督(『ザ・ファブル』)、長久允監督(『ウィーアーリトルゾンビーズ』)、工藤梨穂監督(『オーファンズ・ブルース』)、三宅唱監督(『ワイルドツアー』)、佐向大監督(『教誨師』)、片山慎三監督×松浦祐也さん×和田光沙さん(『岬の兄妹』チーム)、二宮健監督(『チワワちゃん』『疑惑とダンス』)、広瀬奈々子監督(『夜明け』)、緒方貴臣監督(『飢えたライオン』)、関根光才監督(『太陽の塔』『生きてるだけで、愛。』)等々を配信中。アーカイブ動画は全ていつでも観れます。

サイト: https://morinao.blog.so-net.ne.jp/

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