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“泣かせ”とは無縁の、愛すべきハンディキャップ劇

2014年12月16日 相馬 学 幸せのありか ★★★★★ ★★★★★

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幸せのありか

他人とコミュニケーションを取りたくてもとれない、ハンディキャップを持つ青年を主人公に設定しながらも、悲哀ではなく必死な思いをクローズアップ。安易なお涙頂戴とは異なる、前向きさに好感を覚えた。

 主人公の活力の中には性欲も含まれ、“おっぱいと星は神さまの偉大な発明品”という独白も飛び出す。同情よりも共感を誘う点で、”人間"のドラマとしてユーモラスかつ温かい魅力が宿る。

 主演のダヴィッド・オグロドニックの演技も素晴らしく、『マイ・レフトフット』のダニエル・デイ=ルイスを思わせる熱演。時に必死で、時にいたずら小僧のようでもある表情の演技は、このキャラをチャーミングにしており実に印象深い。

相馬 学

相馬 学

略歴:アクションとスリラーが大好物のフリーライター。『DVD&ブルーレイでーた』『SCREEN』『Audition』『SPA!』等の雑誌や、ネット媒体、劇場パンフレット等でお仕事中。

近況:『ゴーストバスターズ アフターライフ』『ロックフィールド 伝説の音楽スタジオ』『アイス・ロード』『マリグナント 狂暴な悪夢』他の劇場パンフレットに寄稿。布袋寅泰への取材をはじめ、最近は映画絡みで音楽アーティストに話を訊くことが多くなりました。

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