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仕事か家庭かの普遍的なジレンマを描く作品

2014年12月31日 なかざわひでゆき おやすみなさいを言いたくて ★★★★★ ★★★★★

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おやすみなさいを言いたくて

 世界の紛争地帯を渡り歩く女性報道カメラマンが、命の危険と隣り合わせの仕事を取るのか、それとも安定した家庭生活を取るのかの二者択一を迫られ、家族への愛情と仕事への使命感の狭間で深く苦悩する。
 言うなれば働く母親のぶち当たる大きな壁をテーマにした女性映画ではあるが、しかし同時にこれは、性別に関係なく己の仕事に情熱を傾ける全ての家庭人に共通するジレンマだとも言えよう。
 果たして自分は何のために働いているのか、その仕事には家族を犠牲にするだけの価値があるのか。様々な疑問や問題を提起しながら、人間の生き様というものについて考えさせる作品だ。

なかざわひでゆき

なかざわひでゆき

略歴:日本大学芸術学部映画学科卒、同学部大学院卒。映画・海外ドラマのライターとしてキャリア30年。TVガイド誌やオンライン情報サイトなどを中心に幅広く執筆活動中。雑誌「スカパー!TVガイドBS+CS」(東京ニュース通信社刊)で15年続くコラム“映画女優LOVE”をはじめ各テレビガイド誌で特集記事やコラムを執筆。著書は「ホラー映画クロニクル」(扶桑社刊)、「アメリカンTVドラマ50年」(共同通信社刊)など。海外取材経験も多数。旧ソ連のモスクワ育ち。

近況:最近は今さらながらK-POPのボーイズバンドにドハマり中。一番の御贔屓はMCNDですが、NCTやTREASUREも大好き。もちろんBLACK PINKとかITZYとかEVERGLOWとかガールズにも夢中です。

サイト: http://eiga3mai.exblog.jp/

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