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3D技術にはこんなことも出来る!

2015年1月28日 平沢 薫 さらば、愛の言葉よ ★★★★★ ★★★★★

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さらば、愛の言葉よ

「3D技術は、映画のために何が出来るか」を描く。だから出演者は犬でいいし、その犬がカンヌ映画祭でパルムドールならぬパルムドッグ審査員特別賞を受賞する。

大多数の3D映画は、3D技術を現実と同じような空間を表現するために使う。だが本作はそれ以外の、3D技術に可能なありとあらゆることを実験していく。そして、現実の奥行き感の再現ではない、現実とは異なる奥行き感、空間感覚の加工までをも試みる。

例えば、人物の顔のアップの、額から顎の先までの途方もない奥行きが映し出される。画面に映し出された複数の言葉が、重なって立体的に配置される。ここではハリウッド映画とは異質の刺激的な3Dが体験できる。

平沢 薫

平沢 薫

略歴:映画ライター。視覚に訴えかけるビジュアルの派手な映画がお気に入り。「SCREEN」「SCREEN ONLINE」「Movie Walker」「日経エンタテインメント!」「DVD&動画配信でーた」「キネマ旬報」「SFマガジン」「映画.com」等で執筆。他に「キングスマン:ゴールデン・サークル」ノベライズ、「グレートウォール」ノベライズ、「X-ファイル 2016」ノベライズ、「フランケンウィーニー」ノベライズ、「「ターミネーター:新起動/ジェニシス ビジュアルガイド」翻訳など。ウェブで映画やTVドラマのニュースを追いかけ中

近況:SFアニメ・アンソロジー『ラブ、デス&ロボット』@Netflix のシーズン3が配信に。今回の裏テーマは黙示録? ティム・ミラー監督『巣』の原作はブルース・スターリング。シーズン1『目撃者』のスペイン出身監督アルベルト・ミエルゴの『彼女の声』のビジュアルも強烈。

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