ADVERTISEMENT

肉食系人種の壮絶な駆け引きが面白い政治的ドラマ

2015年1月31日 相馬 学 ドラフト・デイ ★★★★★ ★★★★★

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ドラフト・デイ

 米プロ・アメフト球団のドラフト会議の駆け引きを描いた話と聞き、政治的な内容を想像したが、これがとんでもなくエキサイティングなエンタテインメント。

 ドラフト開始の12時間前から始まる物語はGMらの電話での駆け引きが激しく行き交う。おまけに、ケビン・コスナーふんする主人公のGMは家庭の問題も抱えており、落ち着く間がない。仕事とプライベートのそれぞれのドラマが噛み合ってスリルが生まれる、凝った作りに唸る。

 主人公の強引な独裁者ぶりや、有望な選手が簡単にトレードされる現実など、制度の非情さが押し出している点にも緊張が宿り、ポイントは高い。アメフト描写はないが、これはワイルドな肉食系ドラマだ。

相馬 学

相馬 学

略歴:アクションとスリラーが大好物のフリーライター。『DVD&ブルーレイでーた』『SCREEN』『Audition』『SPA!』等の雑誌や、ネット媒体、劇場パンフレット等でお仕事中。

近況:『ゴーストバスターズ アフターライフ』『ロックフィールド 伝説の音楽スタジオ』『アイス・ロード』『マリグナント 狂暴な悪夢』他の劇場パンフレットに寄稿。布袋寅泰への取材をはじめ、最近は映画絡みで音楽アーティストに話を訊くことが多くなりました。

相馬 学さんの最近の映画短評

もっと見る

ADVERTISEMENT