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まず当分現れないだろうアイドル映画の鬼っ子。

2015年2月27日 ミルクマン斉藤 劇場版 BiSキャノンボール 2014 ★★★★★ ★★★★★

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劇場版 BiSキャノンボール 2014

あの「テレキャノ」の方法論をアイドル映画にそのまま援用するとは! まあ、アイドル映画としても社会モラル的にもギリギリなところだが(そのラインについての考察を、観る者に突きつけるのがテレキャノの神髄でもある)、BiSというグループがキワモノも辞さない路線だったからこそ生まれた怪作ではある。しかし「ホドロスキー好き」ってだけでここまでやるかと呆れつつも、結果的にエロに真摯なオジさんたちの可愛さ哀しさが表に出た格好。ところで、松尾隊長が「SDカードを失くした」というのは本当だったんだろうか? そこに収められた映像があまりにもラストシーンに相応しく、この野放図なドキュメントを物語性あるものにしている。

ミルクマン斉藤

ミルクマン斉藤

略歴:映画評論家。1963年京都生まれ。デザイン集団「groovisions」の、唯一デザインしないメンバー。現在、京都・東洞院蛸薬師下ルの「三三屋」でほぼ月イチ・トークライヴ「ミルクマン斉藤のすごい映画めんどくさい映画」を開催中。雑誌「テレビブロス」「ミーツ・リージョナル」「キネマ旬報」等で映画コラムを連載中。

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