ADVERTISEMENT

ももクロにはアンサンブル演技賞を用意しなきゃね!

2015年2月27日 ミルクマン斉藤 幕が上がる ★★★★★ ★★★★★

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
幕が上がる

こりゃいつの時代も愛されるに値する傑作だ。自分のやりたいこと・やるべきことを見つけていく過程だけを尋常じゃない熱度で追いかける超真剣な青春映画、恋愛要素がゼロなのも潔い。冒頭や夢のシーン(+ムロツヨシの演技)こそ、いつものガチャついた本広克行っぽさはあるが、それさえいい息抜きと感じられるほど。とりわけ黒木華がある“豹変”を見せるシーンから、ももクロも物語もドライヴかかりまくり。どこまで行っても辿りつけないが、創造し続けなければ“果て”には近づけない、そんなクリエイティヴィティの宇宙にずっぽり足を踏み入れてしまった人間の至福と苦悶が、アイドル映画としての枠を崩さずに成立している奇蹟の作品!

ミルクマン斉藤

ミルクマン斉藤

略歴:映画評論家。1963年京都生まれ。デザイン集団「groovisions」の、唯一デザインしないメンバー。現在、京都・東洞院蛸薬師下ルの「三三屋」でほぼ月イチ・トークライヴ「ミルクマン斉藤のすごい映画めんどくさい映画」を開催中。雑誌「テレビブロス」「ミーツ・リージョナル」「キネマ旬報」等で映画コラムを連載中。

近況:

ミルクマン斉藤さんの最近の映画短評

もっと見る

ADVERTISEMENT