シネマトゥデイ

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サイケデリック探偵劇の奥深さに近づけるか!?

  • インヒアレント・ヴァイス
    ★★★★

     ポール・トーマス・アンダーソン監督が「ブギーナイツ」以来、久々に放つ1970年代のドラマ。それだけで十分に期待できたが、中身の密度の濃さは期待以上のものだ。

     ドラッグ吸引が当たり前のヒッピー社会で生きる私立探偵のドラマは混沌とともにスリルを増す。謎を解き、ある人物を助けようとする彼の奔走は、その混沌ゆえに目が離せなくなる。

     正直、設定が複雑過ぎる本作は誰にでも勧められるミステリーではない。しかし作品を見ながら思考する熟練の映画ファンには、ぜひ見て欲しい。ラストのテロップで示される“舗道の敷石の下にはビーチがある!”の意味を考えるだけでも歯応えがあるのだから。

⇒映画短評の見方

相馬 学

相馬 学

略歴: アクションとスリラーが大好物のフリーライター。『DVD&ブルーレイでーた』『SCREEN』『Audition』『SPA!』等の雑誌や、ネット媒体、劇場パンフレット等でお仕事中。

近況: 『エンド・オブ・ステイツ』他の劇場パンフレットに寄稿。趣味でやっているクラブイベントDJの方も忙しくなってきました。

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