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今も昔も離婚って大変。でも江戸風フェミニズムは小粋だね。

2015年5月15日 山縣みどり 駆込み女と駆出し男 ★★★★★ ★★★★★

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駆込み女と駆出し男

江戸時代は妻から夫にダメ出しする、いわゆる“三行半”をつきつければ離婚が成立すると思っていたので、本作でシステムを知ってびっくり。学びの映画としての側面は大きい。さらに「ほおっ」と思ったのが事情を抱えた女性をサポートする御用宿の存在。今でいう裁判所の調停のようなものか。男尊女卑の時代にフェミニズムの萌芽があったと知ってうれしくなった。離婚に至までの夫婦の事情も納得いくものばかりで、未婚なのに共感大!? 軽妙な演技を披露する大泉洋はじめとする役者陣は適役だし、テンポよく物語が進行するので長尺とも感じない。離婚のネガティブなイメージを覆し、人生の再出発という点が強調されたのも前向きで素敵!

山縣みどり

山縣みどり

略歴:雑誌編集者からフリーに転身。インタビューや映画評を中心にファッション&ゴシップまで幅広く執筆。

近況:最近、役者名を誤表記する失敗が続き、猛省しています。配給会社様や読者様からの指摘を受けるまで気づかない不始末ぶりで、本当に申し訳ありません。

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