熱く支持され続けてロングラン。次は全国順次公開へ

2015年5月17日 轟 夕起夫 がむしゃら ★★★★★ ★★★★★

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がむしゃら

 ムーブオーバーしていたが、ついに東京での上映があと一週間を切ったのでプッシュ! といっても後だしもいいところなのであまり語られない高原監督の観点から。かつてシナリオを担当、’03年度ピンク大賞作品賞、脚本賞を得た上野俊哉監督『猥褻ネット集団 いかせて!!』(シナリオタイトル「曖昧」)は、ネット集団心中をテーマに生と死の境界を描いていた。
 (筆者も知人だった)上野監督は’13年、病気で早世。本作はレスラー・安川惡斗、女優・安川結花、本名・安川祐香が彼岸に渡らずこちら側に残り、全てをさらけだす姿に高原監督はカメラを向けた。実は筆者も昨年病気で死にかけた身。此岸で闘う者への監督の声が聴こえた。

轟 夕起夫

轟 夕起夫

略歴:文筆稼業。1963年東京都生まれ。「キネマ旬報」「映画秘宝」「週刊SPA!」「クイック・ジャパン」「ケトル」「DVD&ブルーレイでーた」などで執筆中。著書に「轟夕起夫の 映画あばれ火祭り」(河出書房新社)、編著に「清/順/映/画」(ワイズ出版)、「好き勝手 夏木陽介 スタアの時代」(講談社)など。

近況:取材・構成を担当した『伝説の映画美術監督たち×種田陽平』がスペースシャワーブックスより発売中。またもやボチボチと。よろしくお願いいたします。

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