ローラーガール、まだまだ健在!

2015年5月24日 くれい響 ホーンズ 容疑者と告白の角 ★★★★★ ★★★★★

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ホーンズ 容疑者と告白の角

冒頭にデヴィッド・ボウイの「Heroes」が流れるように、ある日突然、角を得た主人公は愛する女性の死の真相を探るため、ヒーローと化す。彼のモノローグにより、独自調査を進める展開はハードボイルドだが、角パワーで彼に暴露する周囲の人々の本音はなぜか下ネタばかりということで、アジャ監督の本領発揮。美しき死体は「ツインピークス」のオマージュとも取れるが、ただ話を引っ掻き回すだけのウェイトレス役でヘザー・グラハム登場。ローラーガールだった『ブギーナイツ』から15年、ジュリアン・ムーアが三大映画祭&オスカー女優になった今、相変わらずの美貌でまだまだこんな役を演っててくれるのはうれしくもアリ、悲しくもアリ。

くれい響

くれい響

略歴:1971年、東京都出身。大学在学中、クイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝。その後、バラエティ番組制作、「映画秘宝(洋泉社)」編集部員を経て、フリーとなる。現在は映画評論家として、映画誌・情報誌・ウェブ、劇場プログラムなどに寄稿。また、香港の地元紙「香港ポスト」では20年以上に渡り、カルチャー・コラムを連載するほか、ライターとしても多岐に渡って活動中。

近況:『ハッピー・オールド・イヤー』『新解釈・三国志』『新感染半島 ファイナル・ステージ』『イップ・マン 完結』『追龍』『WAR!!!』『眉村ちあきのすべて(仮)』『プロジェクトグーテンベルク 贋札王』などの劇場パンフにコラム・インタビューを寄稿。そのほか、「シネマトゥデイ」にて菅井友香さん、「TV LIFE」にて伊原六花さん、「CREA WEB」にて伊藤沙莉さん、鈴木仁さんなどのインタビュー記事が掲載中。

サイト: http://blog.goo.ne.jp/asiareview/

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