もちろん、ランニングの人は出てきません。

2015年8月7日 くれい響 さよなら、人類 ★★★★★ ★★★★★

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さよなら、人類

『バードマン』を抑え、ヴェネチアで金獅子賞受賞!というと、ハードルも上がるが、相変わらずの脱力系、ロイ・アンダーソン監督作。『散歩する惑星』に始まる“リビングトリロジー最終章”であり、細部まで計算された構図や配色、そしてシュールなギャグは過去作同様、松本人志のコント好きならハマるはず(今回は、キスおばさんが…!)。主人公のサエない面白グッズ営業マン2人組は、まるで「ゴドーを待ちながら」の主人公で、実際にそれっぽいスケッチも登場。男色家の噂もあった自国の国王・カール12世や、アフリカの囚人がローストされる巨大オルガンのスケッチなど、“攻め”描写もあり、頭をフル回転させて挑んでみるのもいいだろう。

くれい響

くれい響

略歴:1971年、東京都出身。大学在学中、クイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝。その後、バラエティ番組制作、「映画秘宝(洋泉社)」編集部員を経て、フリーとなる。現在は映画評論家として、映画誌・情報誌・ウェブ、劇場プログラムなどに寄稿。また、香港の地元紙「香港ポスト」では20年以上に渡り、カルチャー・コラムを連載するほか、ライターとしても多岐に渡って活動中。

近況:『ハッピー・オールド・イヤー』『新解釈・三國志』『新感染半島 ファイナル・ステージ』『イップ・マン 完結』『追龍』『WAR!!!』『眉村ちあきのすべて(仮)』『プロジェクトグーテンベルク 贋札王』などの劇場パンフにコラム・インタビューを寄稿。そのほか、「TV LIFE」にて北川景子さん×芳根京子さん、山﨑夢羽さん、安倍乙さん、「CREA WEB」にて渡部亮平監督などのインタビュー記事が掲載中。

サイト: http://blog.goo.ne.jp/asiareview/

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