シネマトゥデイ

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悪いオヤジと善き少年のバディ・ムービーとして絶品

  • ヴィンセントが教えてくれたこと
    ★★★★

     皮肉屋で、だらしなく、いつも不機嫌で、頑固者。実際にそういう老人がいるのかはわからないが、ビル・マーレーが演じると“いるかもなあ”と思える不思議。

     邪気のない少年との交流は淡々としたエピソードの積み重ねで無駄なく描かれ、このダメオヤジを聖人へと変えていく。“ダメ”の裏側にある悲しみを覗かせつつ、ユーモアも忘れないドラマ運びがいい。

     いつもながらの仏頂面で飄々とスクリーンを泳ぐマーレーの好演は、もちろん妙味。クリーンな個性を持つ子役ジェイデン・リーベラーとの相性もよく、二人が同じ画面に収まっているだけで何かが起こりそうな空気が漂う。これは巧い。

⇒映画短評の見方

相馬 学

相馬 学

略歴: アクションとスリラーが大好物のフリーライター。『DVD&ブルーレイでーた』『SCREEN』『Audition』『SPA!』等の雑誌や、ネット媒体、劇場パンフレット等でお仕事中。

近況: スターチャンネルの無料放送番組『GO!シアター』に出演中。新作映画について語ります。

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