キレ味もヤバさも最高!編集の技にシビレる!

キレッキレ。クールでタイト。アクションシーンはみな細かなカット割で、VFXと編集テクニックで緻密に構築されて、独自の速度とリズムを生み出す。これはもう見る音楽、いっしょにハネずにはいられない。さらに、いやそれをネタにしたらマズいんじゃないの的ちょっとアブナいブラックなギャグが、クールさを増幅。そんなクールでヤバい現代的テイストを、それとは対極にある英国紳士という伝統的アイテムに掛け合わせたミスマッチ感も絶妙だ。
原作コミックは「キック・アス」のマーク・ミラー。きっとこのテイストは、本作の製作にも参加している彼のもの。今回もキッチリやってくれてる。