シネマトゥデイ

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クソじじいがチャーミングに見えてくる不思議

  • 深酒して泥酔するわ、競馬ですっからかんになるわ、妊娠した売春婦を値切るわ……。神様もきっと「ダメ男」と断定する、絶対に隣人にしたくないクソじじいになぜか懐くいじめられっ子。キャラ設定だけで展開が読めるのだけど、ビル・マーレイの怪演で笑って泣けるだけで1800円払う価値あり! 幕開けと同時に始まる、人生を放棄しているとしか思えないヴィンセントの暴挙がとにかく凄まじい。彼が少年と絆を培ううちに微妙に軟化する感じをマーレイが絶妙に演じるから、チャーミングにすら見えてくる。厭世的なキャラはマーレイが得意としているが、ワケありな感じも漂わせる。これが後半に生きるし、そのシーンには胸を締め付けられた。

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山縣みどり

山縣みどり

略歴: 雑誌編集者からフリーに転身。インタビューや映画評を中心にファッション&ゴシップまで幅広く執筆。

近況: リオ五輪に向けて、イケメンなアスリートを探す仕事をオファーされてしまった。最近はモデル活動してるアスリートも多いのにびっくり。

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