シネマトゥデイ

シネマトゥデイ

斬新な世界観で展開するスパイ・アクション

  • 屍者の帝国
    ★★★★

    フランケンシュタイン(屍者)の技術が世界に拡散した19世紀末――。伊藤計劃が遺したこのプロローグから始まる本作は、SFやゴシックホラー、ホームズ好きだけでなく、映画マニアにも響く世界観だ。さらに、美少年の屍者を相棒に、主人公・ワトソンが失踪した男を捜すためアフガンに向かう『地獄の黙示録』から、『007』ばりに日本・アメリカを巡ったと思えば、クライマックスは『フランケンシュタイン/禁断の時空』に近い!? 難解すぎるといわれた原作だが、「進撃の巨人」のアニメスタジオと、ヒト型ロボットとの生活を描いた『ハル』の監督が手腕を発揮し、エンドロール後のおまけまで、詰めに詰め込んだ120分となっている。

⇒映画短評の見方

くれい響

くれい響

略歴: 1971年、東京都出身。大学在学中、クイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝。その後、バラエティ番組制作、「映画秘宝(洋泉社)」編集部員を経て、フリーとなる。現在は映画評論家として、映画誌・情報誌・ウェブ、劇場プログラムなどに寄稿。また、香港の地元紙「香港ポスト」では10年以上に渡り、カルチャー・コラムを連載するほか、ライターとしても多岐に渡って活動中。

近況: 『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』『オーバー・エベレスト/陰謀の氷壁』『地獄少女』『アイネクライネナハトムジーク』『見えない目撃者』『プライベート・ウォー』『サマー・オブ・84』 『映画 賭ケグルイ』『オーヴァーロード』『BACK STREET GIRLS-ゴクドルズ- 』『サイバー・ミッション』などの劇場パンフにコラム・インタビューを寄稿。「究極決定版 映画秘宝オールタイム・ベスト10」のほか、「1980年代の映画には僕たちの青春がある(キネ旬ムック) 」「悲運の映画人列伝(映画秘宝COLLECTION)」「俺たちのジャッキー・チェン (HINODE MOOK)」に作品・解説などを寄稿。そのほか、「DVD&動画配信でーた」にてポン・ジュノ監督×細田守監督、「CREA WEB」にて藤原季節、「映画秘宝」にてM・A・Oなど、インタビュー記事が掲載中。

サイト: http://blog.goo.ne.jp/asiareview/

» くれい響 さんの映画短評をもっと読む

[PR]
おすすめ特集
映画アクセスランキング
  • Loading...
»もっとランキングを見る«
楽天市場
スポンサード リンク