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探検隊の栄光 (2015):映画短評

探検隊の栄光 (2015)

2015年10月16日公開 91分

探検隊の栄光
(C) 2015「探検隊の栄光」製作委員会 (C) 荒木源/小学館
くれい響

藤原竜也をキャスティングした勇気に拍手

くれい響 評価: ★★★★★ ★★★★★

「水曜スペシャル」世代にとって懐かしいと同時に、どこか恥ずかしくもある題材だが、撮影隊が本当に事件に巻き込まれる展開は、『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』のテイストも感じられる。だが、あそこまで毒もなく、バラエティ出身のTVディレクターでなく、ガチで映画畑の監督が手がけたことで、どこか生真面目な作りになってしまったのは否めない。しかも、UMAオタクのスタッフが被り物を次々出すギャグが笑えない。とはいえ、自身のオーバーアクトによって付いた世間のイメージに悩む主人公に藤原竜也をキャスティングした勇気に拍手。おまけに、プロデューサー役のユースケサンタマリアは、ハマり役以外の何者でもない。

この短評にはネタバレを含んでいます
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