シネマトゥデイ

シネマトゥデイ

一見、異形だが、根っこは正しい家族のドラマ

  • エール!
    ★★★★

     聴覚障害のある家族の中で唯一、聞こえて話もできる女子高校生を主人公に据えた点が巧い。

     音のない世界で生きる両親や弟の声となる役目をずっと担ってきたヒロインは、家庭内の義務感に縛られた窮屈なキャラ。一方で障害を持つとはいえ両親は言いたいことを言い、やりたいことをやっており、しがらみに縛られたヒロイン以上に伸び伸びとしており、ユーモアを宿している。健常者と障碍者の、そんな対比が面白くも興味深い。

     子どもが大人へと成長するとともに、親もそれを受け入れて成長しなければいけない。そんな当たり前のことをさりげなく認識させる点でも、本作には意義がある。家族ドラマの良心作。

⇒映画短評の見方

相馬 学

相馬 学

略歴: アクションとスリラーが大好物のフリーライター。『DVD&ブルーレイでーた』『SCREEN』『Audition』『SPA!』等の雑誌や、ネット媒体、劇場パンフレット等でお仕事中。

近況: スターチャンネルの無料放送番組『GO!シアター』に出演中。新作映画について語ります。

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