シネマトゥデイ

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飛翔までの焦らしテクにやられた

  •  『プライドと偏見』などの印象が強いからだろうか。J・ライトは物語重視の監督かと思っていたが、こんなに大胆な映像の使い方が出来る人とは! 意外性ある物語も含めて良い意味で裏切ってくれるに違いない。
     ピーターの生い立ち、お馴染みのキャラクターとの出会いなど、成長物語がしっかりしているのは言わずもがな。”ピーターが飛ぶ”というクライマックスまでの魅せ方が実に巧み。黒ひげ海賊団による誘拐シーンに始まり、縦横無尽にピーターを浮遊させて期待感を高ぶらせてくれる。
     ただ、今回仕掛けたドッキリの数々をどのように本来の物語に繋げることが出来るか? 本作の真価は続編で確かめてこそ。期待を込めて★おまけ。

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中山 治美

中山 治美

略歴: 茨城県出身。スポーツ紙記者を経てフリーの映画ジャーナリストに。週刊女性、GISELe、日本映画navi、goo映画、スカイパーフェクトTV(ぴあ)、朝日新聞webサイトおしごと博物館内で「おしごとシアター」などで執筆中。いつの間にやら映画祭を回るのがライフワークとなっている。お気に入りはオランダ・ロッテルダム国際映画祭とスペインのサンセバスチャン国際映画祭。

近況: 本サイトで「映画で何ができるのか?」と「ぐるっと!世界の映画祭」を連載中。また、編集に携わった塚本晋也監督・著「『野火』全記録」(洋泉社)、DVDマガジン「石原裕次郎シアター」(朝日新聞社)が発売中デス。

サイト: https://www.oshihaku.jp/series/00007

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