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画面のスミまで原作への敬意が充ちている

2015年11月28日 平沢 薫 I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE ★★★★★ ★★★★★

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I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE

 原作コミックのタッチを変えずに、そのままCGアニメ化するーーこの難関に挑むために、無数の創意工夫が加えられている。まず、キャラクターの全身は立体だが、目と口はコミックの線画のままにして、表情をコミックと同じものに。通常のアニメは1秒24フレームだが、それを12フレームにして、キャラクターの動きをシンプルに。コミックで使われる、手足を動かす動作を複数の手足で表現する技法をそのまま使い、コミックの雰囲気を活かす。そのうえで、スヌーピーが空想する大空での飛行機同士の戦いや、子供たちのスケート遊びなど、映画の大画面ならではの広大な光景をたっぷり投入。画面のスミまで原作への敬意が充ちている。

平沢 薫

平沢 薫

略歴:映画ライター。視覚に訴えかけるビジュアルの派手な映画がお気に入り。「SCREEN」「SCREEN ONLINE」「Movie Walker」「日経エンタテインメント!」「DVD&動画配信でーた」「キネマ旬報」「SFマガジン」「映画.com」等で執筆。他に「キングスマン:ゴールデン・サークル」ノベライズ、「グレートウォール」ノベライズ、「X-ファイル 2016」ノベライズ、「フランケンウィーニー」ノベライズ、「「ターミネーター:新起動/ジェニシス ビジュアルガイド」翻訳など。ウェブで映画やTVドラマのニュースを追いかけ中

近況:どちらもまだ途中だけど、クライム・サスペンスかと思ったらかなり変化球の「シャイニング・ガール」@Apple TV+、西部ドラマかと思ったらそれだけじゃない「アウター・レンジ〜領域外〜」@Amazon Prime がスゴくて、最終話が楽しみ。

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