指原監督のHKT愛が裏目に出たか。

2016年1月28日 くれい響 尾崎支配人が泣いた夜 DOCUMENTARY of HKT48 ★★★★★ ★★★★★

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
尾崎支配人が泣いた夜 DOCUMENTARY of HKT48

万人向けと言えないタイトルに疑問を抱いたが、作品も監督:指原莉乃のHKT愛が裏目に出てしまった感アリ。できるだけ多くのメンを映したい意向で焦点がブレ、特定の卒業メンに触れない意向はジャーナリズムに欠け、当初の目標だった“日本のマイケル・ムーア”にほど遠いカタログ的内容に。肝心な新旧支配人へのツッコミの甘さには疑問が残り、同時公開の『NMB』とカブるネタに関しては、プロとアマの違いが露骨に出る始末。ズバ抜けて面白いシングル選抜メン決定の会議シーンなど飽きはしないが、武井壮パートのようなお遊びやインタビューで食してる博多名物に触れるなど、バラエティ色を濃く打ち出せば「さすが!」となったのに残念だ。

くれい響

くれい響

略歴:1971年、東京都出身。大学在学中、クイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝。その後、バラエティ番組制作、「映画秘宝(洋泉社)」編集部員を経て、フリーとなる。現在は映画評論家として、映画誌・情報誌・ウェブ、劇場プログラムなどに寄稿。また、香港の地元紙「香港ポスト」では10年以上に渡り、カルチャー・コラムを連載するほか、ライターとしても多岐に渡って活動中。

近況:『イップ・マン 完結』『眉村ちあきのすべて(仮)』『プロジェクトグーテンベルク 贋札王』『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』『オーバー・エベレスト/陰謀の氷壁』『地獄少女』『アイネクライネナハトムジーク』『見えない目撃者』『プライベート・ウォー』『サマー・オブ・84』 『映画 賭ケグルイ』『オーヴァーロード』『BACK STREET GIRLS-ゴクドルズ- 』『サイバー・ミッション』などの劇場パンフにコラム・インタビューを寄稿。「究極決定版 映画秘宝オールタイム・ベスト10」のほか、「1980年代の映画には僕たちの青春がある(キネ旬ムック) 」「悲運の映画人列伝(映画秘宝COLLECTION)」「俺たちのジャッキー・チェン (HINODE MOOK)」に作品・解説などを寄稿。そのほか、「シネマトゥデイ」にて菅井友香さん、「Movie Walker」にてポン・ジュノ監督×細田守監督、「香港ポスト」にて谷垣健治監督、「CREA WEB」にて戸塚純貴さんなど、インタビュー記事が掲載中。

サイト: http://blog.goo.ne.jp/asiareview/

くれい響さんの最近の映画短評

もっと見る

[PR]