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“シュワちゃんのゾンビ映画”のイメージを大きく裏切る

2016年2月3日 くれい響 マギー ★★★★★ ★★★★★

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マギー

『イミテーション・ゲーム』とともに5年前の「ザ・ブラックリスト」に選出された脚本だが、近年のゾンビ映画ブームで、本作のようなヒューマンドラマ系も決して斬新でなくなった感は否めない。とはいえ、父・シュワ、娘・アビゲイル・ブレスリンのインパクトはデカく、監督も「ウォーキング・デッド」メインタイトルのディレクターだけに、決して的外れなことはしていない。少女の儚い青春を描く意味で、『女の子よ死体と踊れ』に通じるものがあるが、ゾンビウィルスの難病モノという展開は恐ろしく地味だ。ちなみに、『ラストスタンド』『サボタージュ』と復帰後はカウボーイキャラを連発するシュワだが、本作でもその流れを踏襲している。

くれい響

くれい響

略歴:1971年、東京都出身。大学在学中、クイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝。その後、バラエティ番組制作、「映画秘宝(洋泉社)」編集部員を経て、フリーとなる。現在は映画評論家として、映画誌・情報誌・ウェブ、劇場プログラムなどに寄稿。また、香港の地元紙「香港ポスト」では20年以上に渡り、カルチャー・コラムを連載するほか、ライターとしても多岐に渡って活動中。

近況:『少年の君』『唐人街探偵 東京MISSION』『星空のむこうの国』『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』『藍に響け』『裏アカ』『新感染半島 ファイナル・ステージ』『ハッピー・オールド・イヤー』『新解釈・三國志』などの劇場パンフにコラム・インタビューを寄稿。そのほか、キネマ旬報ムック「細田守とスタジオ地図の10年」にて細田守監督×ポン・ジュノ監督、「TV LIFE」にて金子大地さん、河合優実さん&祷キララさん、細田佳央太さん、高杉真宙さん、「EVIL A MAG」にてB.O.L.Tさん、「CREA WEB」にて渡部秀さんなどのインタビュー記事も掲載中。

サイト: http://blog.goo.ne.jp/asiareview/

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