シネマトゥデイ

シネマトゥデイ

"記録映像の力"というものについての映画

  •  二重の意味で、"記録映像の力"についての映画になっている。
     ドラマは、ナチスの戦犯アイヒマンの裁判をTV中継しようとする人々を描くもの。そして、その中心人物である主人公は「実物を映した映像には、真実が描き出されるはずだ」という信念を持っている。この主人公の強い思いはどのような形で結実するのか。それがこの物語の見どころの一つ。
     そして、もう一つの見どころは、この映画に登場する裁判シーンに、実際のこの裁判の中継映像が使われていること。観客はこの映画を見ることで、実際の中継映像が何を映し出したのかを、自分の目で直接、確かめることが出来るのだ。

⇒映画短評の見方

平沢 薫

平沢 薫

略歴: 映画ライター。視覚に訴えかけるビジュアルの派手な映画がお気に入り。「SCREEN」「キネマ旬報」「SFマガジン」「映画.com」等で執筆。著作に「キングスマン:ゴールデン・サークル」ノベライズ、「グレートウォール」ノベライズ、「X-ファイル 2016」ノベライズ、「フランケンウィーニー」ノベライズ、「「ターミネーター:新起動/ジェニシス ビジュアルガイド」翻訳など。ウェブで映画やTVドラマのニュースを追いかけ中

近況: 高校生たちの生徒会長選挙運動を描くブラック・コメディ「ザ・ポリティシャン」@Netflixを見始めたら、毒がキョーレツ。タイトルからして今のアメリカの政治家ネタで、それを描くならここまでドギツくないとリアルじゃないってことなのだなぁとは思いつつ、笑いもコワバるw

» 平沢 薫 さんの映画短評をもっと読む

[PR]
おすすめ特集
映画アクセスランキング
  • Loading...
»もっとランキングを見る«
楽天市場
スポンサード リンク