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10 クローバーフィールド・レーン (2016):映画短評

10 クローバーフィールド・レーン (2016)

2016年6月17日公開 104分

10 クローバーフィールド・レーン
(C) 2016 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

ライター3人の平均評価: ★★★★★ ★★★★★ 3.7

清水 節

最大限楽しみたいのならポスターもトレーラーも観てはいけない!

清水 節 評価: ★★★★★ ★★★★★

 事前にポスタービジュアルやトレーラーを観てしまい、後悔した。怪獣との遭遇を一人称で目撃させた『クローバーフィールド~』に対し、本作は正攻法。観客は、いきなりヒロインと共に地下の密室に閉じ込められる。主要キャラクターは、他に2人の男性のみ。何がホントで何がウソか…疑心暗鬼の状態のままテンションが持続する。新鋭ダン・トラクテンバーグ監督の演出は奇をてらうことなく、不安と恐怖に寄り添わせ、一気に解放する。演出の緩急が巧みだ。男どもの真意を読み、外界で起きている事態へ想像力をめぐらせ、状況突破を試みるヒロインの心理に、いつしか同化している自分に気づく。ラストに辿り着くまでの時間は、実に有意義だ。

この短評にはネタバレを含んでいます
くれい響

さすがはジョン・マクレーンの娘!

くれい響 評価: ★★★★★ ★★★★★

POV映画の究極系だった前作から8年。待望の続編…かと思いきや、J・J・エイブラムスは全編フィルム撮影によるガチな密室劇という、ある意味映画的といえる変化球を投げてきた! つか、これジョン・マクレーンばりにタンクトップ姿も眩しいヒロインの雄姿など、ダン・トラクテンバーグ監督の抜擢理由になった短編『Portal: No Escape』のブローアップ・ヴァージョンじゃないスか! しかも、脚本にデイミアン・チャゼルも参加していることもあり、男2:女1による『セッション』ばりに緊迫した駆け引きが展開。疑心暗鬼のなか、新たなモンスターが誕生する。ちなみに、『プリティ・イン・ピンク』の小ネタ効いてます。

この短評にはネタバレを含んでいます
平沢 薫

"ネタ一発勝負"感がオリジナル作直系!

平沢 薫 評価: ★★★★★ ★★★★★

 続編としてのヒネリがウマイ!「クローバーフィールド」続編については、同作公開後すぐに製作が決定し、同じ時に別の場所で起きていた事が描かれると報じられ、その設定なら何作でも続編製作が可能だと思われていた。が、こういうストーリーが描かれるとは、誰が予測しただろう。確かに同じ世界が舞台の続編であり、大きな分類で言えば同じサバイバルものではあるのだが、もはや、小ジャンルは別モノ。SFモンスター映画でないわけではないが、映画のキモは別のところにある。全米公開直前まで情報を出さなかったPR方法も、オリジナル予告編の作り方も巧み。この"ネタ一発勝負"感がオリジナル作直系で、その意味でも由緒正しい続編だ。

この短評にはネタバレを含んでいます
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