ケラン・ラッツ、次世代アクション・スターへの道

2016年6月27日 くれい響 エクストラクション ★★★★★ ★★★★★

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エクストラクション

親子鷹展開など、“『ダイ・ハード』シリーズ最新作”でもおかしくない設定だが、今どきアタッシュケースひとつで世界を制する展開など、いかんせん脚本がお粗末すぎ。おまけに、常に眉間をシワを寄せるブルース・ウィリスや、何かというと通信衛星を映す演出も古すぎ。とはいえ、『ザ・ヘラクレス』『エクスぺ3』に続く“ケラン・ラッツ、次世代アクション・スターへの道”映画として観ると、決して悪くない。トイレでのカンフー使いとのバトルや、元カノ・エージェント役のジーナ・カラーノとの相性の良さなど、随所に彼の魅力が詰め込められ、ファンには美味しい仕上がりだ。D・B・スウィーニーの意外な配役もあり、★おまけ。

くれい響

くれい響

略歴:1971年、東京都出身。大学在学中、クイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝。その後、バラエティ番組制作、「映画秘宝(洋泉社)」編集部員を経て、フリーとなる。現在は映画評論家として、映画誌・情報誌・ウェブ、劇場プログラムなどに寄稿。また、香港の地元紙「香港ポスト」では20年以上に渡り、カルチャー・コラムを連載するほか、ライターとしても多岐に渡って活動中。

近況:『ハッピー・オールド・イヤー』『新解釈・三国志』『新感染半島 ファイナル・ステージ』『イップ・マン 完結』『追龍』『WAR!!!』『眉村ちあきのすべて(仮)』『プロジェクトグーテンベルク 贋札王』などの劇場パンフにコラム・インタビューを寄稿。そのほか、「シネマトゥデイ」にて菅井友香さん、「TV LIFE」にて伊原六花さん、「CREA WEB」にて伊藤沙莉さん、鈴木仁さんなどのインタビュー記事が掲載中。

サイト: http://blog.goo.ne.jp/asiareview/

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