シネマトゥデイ

シネマトゥデイ

カリスマにしてダメ男、だからこそ生まれたドラマ

  • ブルーに生まれついて
    ★★★★

     ドキュメンタリー『レッツ・ゲット・ロスト』で枯れたパフォーマンスを披露し、味わい深い晩年を映像に刻んだチェット・ベイカー。そこにいたる過程をドラマとして見せ切った本作も、味なモノを確かに感じさせる。

     自業自得とも言えるケンカ沙汰で一度はトランペッター生命を断たれる。恋には落ちるが、彼女のためだけには生きられない。そんなチェットの“ダメ”な部分をとらえているからこそ、演奏だけは捨てられないナチュラル・ボーンな音楽家ぶりが際立つ。

     演じるイーサン・ホークはボーカルをも完コピするなりきりぶり。何より、これまで何度となくダメ男を演じてきた彼の、チェットにも似た枯れ具合が光っている。

⇒映画短評の見方

相馬 学

相馬 学

略歴: アクションとスリラーが大好物のフリーライター。『DVD&ブルーレイでーた』『SCREEN』『Audition』『SPA!』等の雑誌や、ネット媒体、劇場パンフレット等でお仕事中。

近況: スターチャンネルの無料放送番組『GO!シアター』に出演中。新作映画について語ります。

» 相馬 学 さんの映画短評をもっと読む

[PR]
おすすめ特集
映画アクセスランキング
  • Loading...
»もっとランキングを見る«
楽天市場
スポンサード リンク