シネマトゥデイ

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青春映画としても将棋映画としても抜群の面白さ

  • 3月のライオン 前編
    ★★★★★

     原作の知識ゼロなので比較することは出来ないが、コミックの映画化という素性を殆ど感じさせないリアリズムはさすが大友啓史監督。将棋だけを生きる拠りどころにする孤独な少年の複雑な成長譚として、そしてプロ同士の生き様が激しくぶつかり合う過酷な将棋戦ドラマとして、素晴らしく見ごたえのある作品に仕上がっている。
     筆者は前後編合わせて4時間37分を一気見したが、一秒たりとも飽きることなし。それは脚本の面白さや堂々たる演出もさることながら、役者陣の見事なアンサンブルに負うところが大きいだろう。青春の瑞々しさと痛々しさを体現する神木隆之介の主人公・零を筆頭に、どの登場人物にもしっかりと血が通っているのだ。

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なかざわひでゆき

なかざわひでゆき

略歴: 映画および海外ドラマのライターとして、TVガイド誌やオンライン情報サイトなどを中心に幅広く執筆活動中。雑誌「スカパー!TVガイドBS+CS」(東京ニュース通信社刊)で10年続くコラム“映画女優LOVE”をはじめ各テレビガイド誌で特集記事やコラムを執筆。「ホラー映画クロニクル」(扶桑社刊)、「アメリカンTVドラマ50年」(共同通信社刊)などの著作も多い。また、数多くの来日スターにインタビューしており、ハリウッドのスタジオや撮影現場へも毎年コンスタントに足を運んで取材をしている。特に海外ドラマの現地取材は本人も数え切れないほど(笑)。旧ソ連のモスクワ育ち。

近況: 新しく映画ブログ始めました。よければチェックしてみてください?なかざわひでゆきの毎日が映画三昧→http://eiga3mai.exblog.jp/

サイト: http://eiga3mai.exblog.jp/

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