シネマトゥデイ
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『プラチナデータ』『秘密』の監督とは思えない人間描写

  • 3月のライオン 前編
    ★★★★

    「ハゲタカ」「龍馬伝」の演出家である以前に、大友啓史監督は「ちゅらさん」「私の青空」の演出家であったことを思い起こさせてくる力作。完全に桐山零と化した神木隆之介の成長&青春ドラマと同時に、陰で彼を支える川本家三姉妹との下町人情ドラマである本作は、とにかく朝ドラ感がハマる。ほかにも、有村架純が魔女っぷりを醸し出すヒールキャラの香子や、高橋一生の存在感がしっかりフックになってる担任教師など、しっかりサブキャラも人間として描かれ、138分の長尺も感じさせない。ただ、対局シーンは狙いすぎた感もあり、染谷将太カブりな『聖の青春』にはかなわず。とはいえ、『後編』は、さらにスゴいことになってます!

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くれい響

くれい響

略歴: 1971年、東京都出身。大学在学中、クイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝。その後、バラエティ番組制作、「映画秘宝(洋泉社)」編集部員を経て、フリーとなる。現在は映画評論家として、映画誌・情報誌・ウェブ、劇場プログラムなどに寄稿。また、香港の地元紙「香港ポスト」では10年以上に渡り、カルチャー・コラムを連載するほか、映画やCDでAKB48のオフィシャルを担当するなど、ライターとしても多岐に渡って活動中。

近況: 『イップ・マン 継承』『笑う招き猫』『聖ゾンビ女学院』『ホワイト・バレット』などの劇場パンフにコラム・インタビューを寄稿。「1980年代の映画には僕たちの青春がある(キネ旬ムック) 」「悲運の映画人列伝(映画秘宝COLLECTION)」「別冊映画秘宝2016年版 この映画を見逃すな! 」「俺たちのジャッキー・チェン (HINODE MOOK)」に作品・解説などを寄稿。そのほか「DVD&ブルーレイでーた」にて『怒り』監督×キャスト、「CREA WEB」にて志尊淳のインタビュー記事が掲載中。

サイト: http://blog.goo.ne.jp/asiareview/

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