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映画 山田孝之 3D (2017):映画短評

映画 山田孝之 3D (2017)

2017年6月16日公開 77分

映画 山田孝之 3D
(C) 2017「映画 山田孝之」製作委員会

ライター3人の平均評価: ★★★★★ ★★★★★ 3

中山 治美

ガッテン!3D

中山 治美 評価: ★★★★★ ★★★★★

なぜ3Dかをずっと考えていた。
盟友・山下敦弘監督が、山田孝之にインタビューする構成だ。
質問は一見くだらないバストの話から、役作り、そして生い立ちまで。
長時間に渡って、時にしつこいまでの質問は山田の心根に深く入り込み、過去の苦い経験まで引き出して行く。
徐々に”ちょっと変わった俳優”だけではない、山田の多面性が見えてきた時にはたと気づいた。
視覚ではなく、観客のイメージの中で山田という人間がくっきり形成される脳内3Dなのだと。
「東京都北区赤羽」や「カンヌ映画祭」に続き、またもいっぱい食わされた気分。
だが彼らの策略にまんまと乗せられるのがまた楽しいのだ。

この短評にはネタバレを含んでいます
清水 節

まんまとユニバースに巻き込む、カリスマによる虚実皮膜の77分

清水 節 評価: ★★★★★ ★★★★★

 テレ東『山田孝之のカンヌ映画祭』を全話視聴し、嘘と誠の境界が不明のまま放り出された者としては見届けねばなるまい。だが、山下敦弘監督爆死説も定かにならず、芦田愛菜との競演も果たされず、ただただ山田孝之の生い立ちや人生観に詳しくなる、インタビュー中心の77分。まんまと騙された感はある。“ツリー・オブ・ライフな”背景映像はともかく、エンドロールに最も3D効果は感じられたが、もしかしたらDは3つの単語の頭文字で、真の題名は『山田孝之ディスカバリー・ドキュメンタリー・ドラマ』かもしれない。本作は、山田がカンヌ出品予定作『穢の森』への出資を断られた東宝の映像事業部作品。ますます虚実皮膜は曖昧になる。

この短評にはネタバレを含んでいます
くれい響

へんな俳優の、へんな映画

くれい響 評価: ★★★★★ ★★★★★

あえて3Dで撮る見世物感がそそられる、「山田孝之のカンヌ映画祭」延長戦。“容疑者、山田孝之”でも“山田孝之の穴”でもなく、山下敦弘監督がインタビュアーの「アクターズ・スタジオ・インタビュー」である。自己紹介後におっぱいトークをし、初恋や初体験の思い出アリ、剛毛繋がりな浅野忠信への憧れアリ、「全力で自分を騙す」演技論アリと、真実はさておき、とにかく自由に話す、話す。プライベートのエピソードが前後する構成や、『凶悪』以外の出演作にあまり触れない不満はあるが、実写版「左翼ボクサーのぼる」をサクッとやってしまうなど、「なぜ、若手俳優はみな山田孝之に憧れるのか?」の回答といえる作品になっている。

この短評にはネタバレを含んでいます
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