シネマトゥデイ

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米テレビ界の歴史を知る貴重な映像資料

  • マイヤーリング
    ★★★★★

     有名なオーストリア皇太子ルドルフと貴族令嬢マリーの悲恋物語を、オードリー・ヘプバーン&メル・ファーラーの夫婦共演で描く生放送のテレビ映画。’51年の「アイ・ラブ・ルーシー」を契機にフィルム録画放送の普及した米テレビ界だが、一方で本作のような生番組も多かったのだ。
     ライブゆえの様々な制約は製作規模や撮影技術にも反映され、やはり劇場用映画に比べると見劣りすることは否めない。が、同時に撮り直しのきかない緊張感は役者の演技やカメラの動きなどから如実に伝わり、よくぞ生でここまでやったという感慨も生まれる。オードリーの幻の作品というだけでなく、米テレビ界の歴史を知る貴重な映像資料として一見の価値アリ。

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なかざわひでゆき

なかざわひでゆき

略歴: 日本大学芸術学部映画学科卒、同学部大学院卒。映画・海外ドラマのライターとして、TVガイド誌やオンライン情報サイトなどを中心に幅広く執筆活動中。雑誌「スカパー!TVガイドBS+CS」(東京ニュース通信社刊)で15年続くコラム“映画女優LOVE”をはじめ各テレビガイド誌で特集記事やコラムを執筆。著書は「ホラー映画クロニクル」(扶桑社刊)、「アメリカンTVドラマ50年」(共同通信社刊)など。また、数多くの来日スターにインタビューしており、ハリウッドのスタジオや撮影現場へも毎年コンスタントに足を運んで取材をしている。特に海外ドラマの現地取材は本人も数え切れないほど(笑)。旧ソ連のモスクワ育ち。

近況: 新しく映画ブログ始めました。よければチェックしてみてください?なかざわひでゆきの毎日が映画三昧→http://eiga3mai.exblog.jp/

サイト: http://eiga3mai.exblog.jp/

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