まさに「Come Together」なセッション感

シグリッドが歌う「Everybody Knows」のカバーが流れるダークなオープニングだけに、余計な心配もしたが、未だ興奮冷めやらぬ状態で、ダイアナ・プリンスに再会できる歓びたるや! そして、まさに「Come Together」なお祭り映画と化す。とはいえ、本作のMVPはジョス・ウェドンとフラッシュ(エズラ・ミラー)だろう。特にフラッシュを『ホームカミング』でクイックシルバーなキャラにしたのは正解で、ダーク路線に進みつつある展開に、待ったをかけてくれる。キッチリ120分でまとめたこともポイント高いが、なにより『DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団』に勝っていたことで、ちょっと安心(笑)。