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ナチュラルウーマン (2017):映画短評

ナチュラルウーマン (2017)

2018年2月24日公開 104分

ナチュラルウーマン
(C) 2017 ASESORIAS Y PRODUCCIONES FABULA LIMITADA; PARTICIPANT PANAMERICA, LCC; KOMPLIZEN FILM GMBH; SETEMBRO CINE, SLU; AND LELIO Y MAZA LIMITADA
猿渡 由紀

その人をそのまま見ない、偏見の残酷さ

猿渡 由紀 評価: ★★★★★ ★★★★★

街中で、 ベッドの上で。映画にはたびたび鏡が登場し、主人公マリーナの顔が映し出される。だが、人は自分をそのまま見てくれないのだという現実を、彼女は見せつけられることに。ゲイであるために愛する人の葬式にも行けなかった悲しみはトム・フォード「シングルマン」でも描かれたが、今作は現代の話。偏見から勝手な詮索をされたり、侮辱を受けたりしても、彼女は威厳を保ち続ける。英語のタイトル「A Fantastic Woman」(卓越した女性)は、そこから来るのだ。トランスジェンダーの作品は近年少しずつ出てきたが、今作は実際にトランスジェンダーの、しかも優れた女優を探し出してキャストしていることも評価すべき。

この短評にはネタバレを含んでいます
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