シネマトゥデイ

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ベイビーはいつだってボス、の反転的着想!

  • ボス・ベイビー
    ★★★★

    先に吹替版を観ていたウチの5歳の息子(ひとりっ子)が絶賛! 色々解説してくるのであわてて観に行ったら、確かによく出来てますな~。基本は『ベイビー・トーク』(遡れば『私は二歳』)の応用進化形ながら、裏側から『ウディ・アレンのSEXのすべて』なんか匂った気がしたり。タイトルバックはマジ傑作!

    妄想好きな7歳のティム少年の主観(性)で貫いているのも秀逸。「ブラックバード」を自分の為に両親が作曲してくれたと思い込んでる甘ったれから、お兄ちゃんへと荒療治的成長を果たす“人生最初の通過儀礼”。あと、アステアやエルヴィスなど古典ネタをファミリー/キッズムービーで使ってしまう米国芸能史の継承力に改めて感嘆。

⇒映画短評の見方

森 直人

森 直人

略歴: 映画評論家、ライター。1971年和歌山生まれ。著書に『シネマ・ガレージ~廃墟のなかの子供たち~』(フィルムアート社)、編著に『21世紀/シネマX』『シネ・アーティスト伝説』『日本発 映画ゼロ世代』(フィルムアート社)『ゼロ年代+の映画』(河出書房新社)ほか。「週刊文春」「朝日新聞」「キネマ旬報」「TV Bros.」「メンズノンノ」「Numero TOKYO (Web)」「映画秘宝」などでも定期的に執筆中。※illustrated by トチハラユミ画伯。

近況: YouTubeチャンネル『活弁シネマ倶楽部』でMC担当中。2月14日より、入江悠監督(『AI崩壊』)の回を配信中。ほか、タナダユキ監督(『ロマンスドール』)、岩井澤健治監督&大橋裕之さん(『音楽』)、片山慎三監督(『岬の兄妹』)と『パラサイト 半地下の家族』を語り尽くす特番、森達也監督&河村光庸プロデューサー(『i 新聞記者ドキュメント』)、小林啓一監督(『殺さない彼と死なない彼女』)、竹内洋介監督(『種をまく人』)、渡辺紘文監督&雄司さん(『普通は走り出す』など大田原愚豚舎の世界)、瀬々敬久監督(『楽園』)、今泉力哉監督(『アイネクライネナハトムジーク』)、二ノ宮隆太郎監督(『お嬢ちゃん』)、大森立嗣監督(『タロウのバカ』)、樋口尚文監督(『葬式の名人』)等々を配信中。アーカイブ動画は全ていつでも観れます。

サイト: https://morinao.blog.so-net.ne.jp/

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